質量分析

大まかな流れ
試料に電子線、イオン、高速原子、レーザー等をあてる

試料をイオン化・フラグメント化

質量数と数を測定し、物質を同定・定量する

質量分析計
・試料導入部
・イオン化部
・質量分離部
・検出部
・真空排気部
・装置制御・データ処理部など

●電子イオン(EI)化法
 ・他のイオン化法と比べて原理や装置が単純なため、最も一般的
 ・試料をあらかじめ熱して気体化しておく
  →熱に不安定な試料は向かない
 ・試料を気体化→熱したフィラメントから電子が放出
  →衝突させてフラグメント化する
 ・エネルギーが70eVの電子が一般的に使用される
 ・フィラメントからの電子が分子の電子を1個たたき出す
   M+e⁻→M⁺+2e⁻
 ・フラグメントイオンのライブラリ(スペクトルデータベース)が整備されている

● 化学イオン(CI) 化法
 ・イオン化室に反応ガス(メタンやアンモニアなど)を導入
  →反応ガスをイオン化(CH₅⁺やNH₄⁺など)
  →間接的に試料をイオン化
 ・プロトン移動→プロトンが付加した分子イオンが生じる
 ・電子イオン化法と同様に、熱に不安定な試料は向かない
 ・電子イオン化法では分子量が判断できない場合でも可能である

2019/10/1~10/14
Varian 82~94
橋元の物理 66